海三景

今までに見た海。中でも好きなものを並べてみます。
ただし、どれもその時でしか見られなかったものばかりですよ。


1.観音崎から沖合を望む風景
 横須賀美術館から観音崎灯台のバス停まで歩いて、横須賀行のバスを待ちながら沖合を眺めた時。明らかにスケール感が違うコンテナ船が沖合をゆっくりと走っていく風景。普通に望めば普通の海なのですが、そこに異質な構築物が存在するという不思議。僕らは未来に生きてるな、と感じたものです。
 ちなみにですが、横須賀美術館から眺める海も、東京近郊とは思えないほど素晴らしい眺望です。


2.海岸通りから脇にに入った運河
 以前の会社が港区海岸にあり、比較的定時で上がれる仕事だったため、よく最寄り駅まで散歩がてら歩きました。駅へ向かうためには、大概いくつかの運河を渡る必要がありまして。その渡橋でしばらく運河越しに見える風景を眺めたりしたものです。東京湾越しに遠く光るオレンジ色の街灯。街灯なのかな、照明? それに照らされるガントリークレーン。そんなのを眺めていると時折、ぱしゃん、と魚が跳ねることがあります。恐らくはシーバスが、鰓洗いをしたんでしょうね。小さな波紋だけ残して。


3.カフェくるくまから見た海
 沖縄県の南端のほう、南城市にあるカフェから見た風景。ここにブランコが置いてありまして、そこに一人で座っている女性がいたんです。そのたたずまいが良かったので、一枚、お願いして写真を撮らせてもらいました。それが今タイトルに使っている写真です。……後姿だからいいですよね? 沖縄の海は、眺めるなら夏が一番です。空の青を反射して、より青く輝いて見える気がします。


たまには、お話ではなくこんなのでもいいかな。



お題:「写真」「海」「魚」

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