PowerShellからHyper-Vの仮想環境を、どうこうするのです。
ちょっと考えればわかることなんですが、メモ代わりに書きます。
Hyper-V上に構築した仮想環境は、Powershellからコマンドを発行することで、以下のことができます。
- 起動(Start-VM [仮想環境名])
:電源ONに相当 - シャットダウン(Stop-VM [仮想環境名])
:電源OFFに相当 - 停止(Stop-VM [仮想環境名] ~Turnoff)
:電源ブチ切りに相当。まともな運用にはお勧めしない - リセット(Restart-VM [仮想環境名])
:リセットボタン押下に相当。できればやらない方がいい - 保存(Save-VM [仮想環境名])
:休止モードに相当 - 一時停止/再開(Suspend-VM [仮想環境名])/(Resume-VM [仮想環境名])
:仮想環境の一時停止と再開。VMだからできる技。
でもできれば、VMの仮想OSの中からちゃんと上げ立てをするのが吉。
※本当はもっといろんなことができます。
なお。
仮想環境の状態を知るには、仮想環境オブジェクトのプロパティ, stateまたはstatusを見ることで確認できます。
(Get-VM -Name [仮想環境名]).State
または
(Get-Vm -Name [仮想環境名]).Status
で確認できます。
追記:
State と Statusでは表示される内容の意味合いが違いました。
Stateでは、仮想環境上のOSの稼働状態(上がっているか落ちているか)、
Statusでは、仮想環境自体の状態(OSの状態は関係ない)、
が表示されます。
追記ここまで。
最後に。
PowerShellは右クリックから「管理者として実行」をすること。
役に立つ人がいればこれ幸い。
了